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11/18時点、B1/B2/B3リーグの観客動員数の数字を見る [Bリーグ 観客動員数]

はや9節終了。週に1試合の時もあるのでシーズン合計は31~32節あたりか。およそ30%弱が経過した計算だ。



来週はオールジャパン(天皇杯)の3次が行われるので、次のシーズンゲームは12/1以降になる。




観客動員数の目線で見てみる。去年からやっていた毎週の恒例行事なので、来週、さ来週、と繰り返す恒例行事。



試合の勝ち負けやバスケではなく、観客動員数の全体の数字、自チームの数字、順位、立ち位置、を毎週追いかけていることで、自チームにとっても何か新しい発見があるかもしれない。



私は何も気付けなくても、見る人にとっては何か独特な目線で発見があるかもしれない。



バスケの楽しさに加えて、数字の楽しさも感じてもらえるかもしれない。



数字を意識することで自チームにプラスになるかもしれない。



各チーム、ホームですでに10回弱の試合をした。ホームでの試合は合計30回なのでそろそろ開幕ご祝儀も終わって数字が平均化されてくる頃。



現在のシーズン進捗状況は、


B1は9節/31節が終了、B2は9節/31節が終了



今週のホーム(数字変動)は、


B1: 琉球、西宮、A東京、三河、渋谷、富山、三遠、京都、滋賀

B2: 秋田、茨城、仙台、群馬、青森、愛媛、香川、奈良、信州





全チームのその日の集客イベントや会場アクセスの良し悪し、天候や時期、その他要因などはチェック・把握はしていない。数字が伸びたチームは何かしらの理由があると思うが、基本的には純粋な「数字」を見ている。






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まずはB1を見てみる。


b1.jpg



ホーム数は各チームまばらだが、7~11試合。



ホーム開催が少ないチームの平均に関しては、まだ開幕ご祝儀でやや上に引っ張られているかもしれない。よって、試合数を重ねているチームの方が信憑性が高い。



以下、B1の18チームのランキング。



1位 千葉 5128人
-----(4000)----------
2位 栃木 3751人
3位 北海道 3480人
4位 琉球 3351人
-----(3000)----------
5位 新潟 2928人
6位 横浜 2830人
7位 島根 2770人
8位 大阪 2701人
9位 川崎 2638人
10位 三河 2565人
11位 名古屋D 2352人
12位 富山 2281人
13位 渋谷 2214人
14位 A東京 2190人
15位 滋賀 2020人
-----(2000)----------
16位 京都 1942人
17位 西宮 1929人
18位 三遠 1754人






5000人台が1チーム。千葉ジェッツ。


4000人台なし。


3000人台が3チーム。北海道、栃木、琉球。


2000人台が 11チーム。


2000人以下が 3チーム。西宮と京都と三遠。


全体の平均は 2653人。全体的に去年より数字の勢いに陰りが見えているので、今年の平均3000人もかなり厳しそうだ。







西宮が、2917人、2830人。


昨シーズンは平均1000人だった西宮が、過去最高の2917人を記録。理由は一つ、相手が栃木、というか通称「田臥効果」。


去年もアウェイチームの過去最高動員を何チームも塗り替えていった栃木ブレックスの田臥。動員目線でいうと、今現在で彼より集客力、求心力がある選手はいない。


「Bリーグやバスケには少しは興味ある/または経験者だけど、わざわざお金を払って会場に足を運んで見に行くほどのモチベーションではない」


このレベルの人を「まぁ一回行ってみようかな」にさせる力を持っている。


「西宮を応援しに来た」ではなく「(あの有名な)田臥を見に来た」という観客が多かったとは思うが、実際に西宮の人に地元チームのバスケを見てもらうきっかけには物凄くいいチャンス。昨年の優勝チームに地元のチームが挑戦するらしいという謳い文句も十分。


試合こそ負けたが内容も良く、昨年の王者に粘り強く戦って接戦に持って行ったというインパクトは初見に与えた。これを機に西宮ストークス・地元のバスケ観戦にも大いに興味を持った人も多いと思う。きっかけは「田臥」でも、「西宮ストークスを応援してみようかな」に繋がった人も実際沢山いたと思う。まずはライトに会場に足を運んで見てもらうことはとっても大事。が、それが難しいのだが。


ただの動員が多いではなく間違いなく今後の動員につながる2試合だった。







琉球が、3632人、3521人。


琉球は今シーズン2番目の数字。昨シーズンからだと3番目。過去最高が3730人なので十分すぎる数字。ちなみに過去最低が2950人。琉球はここがすごい。


これ以上増やすのは無理なので、今シーズンは3000人を推移していけば十分だと思う。会場キャパの都合上、琉球に関しては昨年比をたったの1%あげるのも難しいのでもういっぱいいっぱいだ。


キングスのメインアリーナである沖縄市体育館のキャパを調べてみた。ちなみに沖縄はこれ以上のハコはないので、ここに代わる会場はない。


収容力は2123人。数字を見ると意外と小さい。これは純粋な体育館の椅子の数字であって、イベントや興行向けの数字ではない。


細かく見てみると、固定席・移動席2,091席 貴賓席24席 車椅子観覧スペース:8席。


このハコにパイプ椅子などで設営をして、立ち見の10%を入れて3700人がもう限界だ。しばらくはメインで3000人を維持できれば十分だ。







去年のBリーグ開幕と違って、目新しさが少ないのか、全体的に去年より数字の勢いが弱い。



シーズンの序盤だが、高い位置で安定した一部チームを除いて、目に見えて下がっている。



去年はBリーグ開幕&LEDコートの全国中継と言う話題性でライトな新規も興味を持ったが、2年目になるとそういうわけにもいかない。



ツイッター努力やスポンサー動員もいいが、地元での認知度をあげて興味をもってもらう集客努力は絶対に必要。



スポンサー動員は基本お付き合いであってリピーター率は低いと思う。Bリーグやバスケ自体に興味がない人たちが仕事がらみで脚を運ぶことがほとんどなので当然。



まあそれでもリピーターになってくれる可能性もゼロではないが、あくまで受動的。自分で興味を持って、自分の意思で会場に来てみた人とはレベルが違う。



地元新聞、地元テレビ、街ののぼり旗、ポスター、街のイベント参加、地元の学校や子供達へのアプローチ、などで地元での認知度を広めるクラブの努力は必須だ。ネットはあくまでそれらの補佐。全国発信、県外のファン向け。地域密着のチームを謳う以上は、ネットがメインになることはないと思う。






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次に、B2も見てみる。


b2.jpg



各チーム6~11回ほどホームで試合をした。B1と同様に、ホームゲームが多いほど、より信憑性の高い平均動員の数字。


以下、B2の18チームのランキング。


1位 秋田 2864人
2位 熊本 2354人
3位 仙台 2107人
4位 FE名古屋 2016人
5位 山形 1643人
----------(1500)----------
6位 茨城 1490人
7位 信州 1484人
8位 広島 1483人
9位 青森 1458人
10位 福岡 1399人
11位 福島 1390人
12位 東京Z 1384人
13位 岩手 1214人
14位 群馬 1052人
----------(1000)----------
15位 金沢 887人
16位 愛媛 829人
17位 奈良 825人
18位 香川 788人





2000人台が4チーム。秋田、仙台、熊本、FE名古屋。


1000人台が10チーム。


1000人以下が4チーム。金沢、奈良、香川、愛媛。



B1基準の【平均動員1500人超え】は、5チームとなった。



リーグ平均は1464人。去年は1199人、大きく増加している理由は秋田と仙台の数字が来たから。問題は、去年もB2だったチームの動員数が伸びているかだ。







茨城が、2142人、1736人。


今節は絶好調の数字。開幕戦を超える大きな動員を2回続けて達成。平均を1350から1490まで一気に上げて、1500人超えは目前。


茨城の数字の勢いは上り調子だ。最低動員数(シーズン全試合で一番低い数字)も決して低くはなく、全体的にベースアップしている。これは安定した動員を見込めるというスポンサー目線にしてもすごくいいこと。


今後も1000人をキープしながら平均動員を上げてくる予感。最低数を保ちながら、今節や去年の最終節のような大きな数字をたまに出す数字が並べば、1500人は通過点。最終的には2000人あたりがチームが掲げる目標か。







秋田が、2510人、2762人。


B2で最も動員数を上げているチーム。B2の基準で考えれば、B2のチームと比較すれば文句の1つも出ない数字。


ただB1のチームと比較すれば、去年の秋田自身の数字と比較すれば、B2降格の影響で数字の勢いが弱まっているのは確か。


「チーム自体を応援しているのでたとえリーグが変わっても関係ない、変わらず応援する」といったコアなファンが多いのである一定の動員数は残しているし、安定はしている。


ただ大きな動員を出すのには不可欠な新規やライトな観客の伸びに陰りは見えている。応援をしに来たファンではなく地元チームの試合を見に来た傍から目線の観客。運営のあと一押しの努力に期待。







全体的な数字を見てみると、茨城以外は動員数が低い傾向だった。



広島は、去年も大きな数字を出したチーム。開幕戦が平日開催など運に恵まれていないだけなので、今後は1500人を大きく超えて2000人に向けてあげてくるのは想像がつく。



福岡も、同様。これから数字が伸びてきそう。むしろ、福岡からすると開幕戦が低すぎただけかもしれない。



過去に実際に数字をあげたチームは、それがもう一回起こり得るわけなので、これから数字を上げてくると思える。






岩手、金沢、奈良、愛媛、香川が調子が良くない。



原因・理由はそれぞれあると思うが、数字だけ見ると物足りない。1000人超えが近々のボーダーか。



挙げた5チームを見ると、金沢と愛媛は成績〇、香川は成績△、岩手と奈良は成績×、と必ずしも成績と比例していない。



「チームが弱い」「成績が悪い」は動員が下がる理由の1つなのは間違いないが、成績が良いチームが動員数高いわけではない。成績の低いチームから順に動員数が低いわけでもない。



上記の5チームが上がってくることでB2リーグ全体が底上げになるので今後に期待。






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B3リーグはスポナビで追えないので、公式HPから5チームの数字を抜粋している。


b3.jpg



埼玉ブロンコスが引き続き1位。次いで東京EX、八王子。この辺は変わらず。



B3は、ファースト、レギュラー、ファイナル、とそれぞれ3つに分けられていて、そのトータルで優勝が決まる。9チームあるが全チームが全シーズンに参加しているわけではない。詳細は公式HPにて。



去年の福岡と金沢とまではいかないまでも、見た目の数字がいい、キリがいいので全チーム1000人超えが一つのボーダーか。







最後に、B1/B2/B3全チームを並べてみる。


一番左側の欄、赤色がB1黄色がB2紫がB3だ。


基本は赤色⇒黄色⇒紫色の順番になると思うが、上位リーグへの食い込みなどがわかりやすいように色をつけている。自分が応援するチームの、Bリーグ全体での立ち位置の把握などに役に立てば幸いだ。


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