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2018/10/21時点、今節の観客動員数を見る(B1/B2/B3) [Bリーグ 観客動員数]

2週連続の平日+週末のハードスケジュールの最中。連日の試合なので外国籍の使い方や体力マネジメント、怪我の予防などに選手は大変だ。インジュアリーにはなっていないものの、すでに怪我した選手がちらほら見受けられる。



観客動員数の数字の並びを見ていて、「どのチームが」ではなく「全体的に」伸びの弱さ、勢いの無さを感じる。ほぼ全チームに。各チームの努力ではなく、リーグ運営の集客努力が必要な気がする。まだ開幕ホームのみの数字もあるので、現在の動員数の平均は正確な数字じゃない。基本的にはこれから下がってくる。



3期連続で赤字のチームはB2クラブライセンスが認められない。このルールはB2で当てはまるチームも少なくないようなので結構なハードルになっている。たとえばB2の多くのチームがこのハードルをクリアできなかったとして、来年は一気にB2チームが少なくなるのか。大きくチーム数が変わるとレギュレーションにも影響が大きいので、なんだかんだでうやむやになるのか。



去年と今年を同じチーム・試合数・進捗状況で調べてみると、去年の方が6563人多かった。平日の影響は間違いなくあるが、すでに去年を下回っている。

去年は192401人(平均3054人)

今年は185838人(平均2950人)







今節も、観客動員数に焦点を当てて見てみる。開幕以降ずっとやっていた恒例行事なので、来週、さ来週、と毎回繰り返す恒例行事。



試合の勝ち負けではなく、観客動員数の全体の数字、自チームの数字、順位、立ち位置、を毎週追いかけていることで、自チームにとっても何か新しい発見があるかもしれない。



見る人にとっては何か独特な目線での発見が、バスケの楽しさに加えて、数字の楽しさの発見があるかもしれない。数字を意識することで自チームにプラスになるかもしれない。






現在のシーズン進捗状況は、


B1は第4節が終了、B2は第4節が終了



今週のホーム(数字変動)は、


B1: 秋田 三遠 栃木 A東京 三河 千葉 横浜 富山 大阪

B2: 熊本 青森 福島 茨城 金沢 奈良 西宮 香川 群馬





各チームのその日の集客イベントや会場アクセスの良し悪し、天候や時期、その他要因などはチェック・把握はしていない。急に数字が伸びたチームは何かしらの理由があると思うが、基本的には純粋な「数字」だけを見ている。






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B1から観客動員数を見る。


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以下、動員上位のベスト5。

1位 千葉 4597人
2位 北海道 4213人
3位 川崎 3975人
4位 栃木 3374人
5位 秋田 3329人



全体の1試合あたりの平均は、2950人



5000人台はなし。


4000人台が2チーム。千葉、北海道。


3000人台が5チーム。川崎、栃木、秋田、琉球、福岡。


2000人台が9チーム。横浜、名古屋D、A東京、富山、三河、新潟、渋谷、滋賀、大阪。


1000人台が2チーム。三遠、京都。







千葉 が4526人、4938人。


Bリーグ全体が伸び悩む中、千葉も例外ではない。他のチームと相対的に比べれば動員が少ないとは言えないが、千葉だけを絶対的に比べれば動員は低迷している。開幕6試合の平均で、去年は5021人、今年は4597人。10%減くらい。チームが新しいことも多々チャレンジしているようなので、ジャンプの前の予兆と楽観的に思っておいて正解か。





A東京 が2542人、3074人。


ハコが3000人マックスなので絶対的な数字は大きくないが、A東京の数字としては健闘していると言える。去年の今頃5試合経過時点での平均は2276人、今年も現在2857人と25%増加。大きく増えている。ことA東京に関しては、地元感とかじゃなくて派手な演出やプレイのウマさやチームの強さなど、一見さんや初心者にもわかりやすい典型的なバスケの魅力を沢山見せて頂きたい。






三遠 が1436人、1985人。平均1927人。

大阪 が2475人、2619人。平均2057人。


B1でも動員が伸び悩んでいるいくつかのチーム。決定的な理由はなんだろう。ただの飽きか、値上げやサービス改悪など金銭的なことか、バスケのイメージなのか、チームのやり方への反抗や嫌悪感なのか、実際に足を運ぶファンなら明確にわかっているのかもしれない。


去年の今頃の平均動員を調べると、三遠は去年は2235人、今年は1927人と10%減。大阪は去年は3106人、今年は2057人と30%減。リーグ全体の数字が落ち込んでいる中、大阪は特に顕著。たまたま会場アクセスが悪いのが続いたなど偶然が続いたならいいが、今後も伸びないとまずい。大阪はハコも大きく演出もBリーグトップレベル、動員も千葉や北海道に続いてほしいところ。


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次に、B2の観客動員数。


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以下、動員上位のベスト5。


1位 熊本 2813人
2位 広島 2400人
3位 仙台 2210人
4位 島根 2095人
5位 山形 1664人



全体の1試合あたりの平均は、1528人



2000人台が4チーム。熊本、広島、仙台、島根。


1000人台が10チーム。山形、茨城、福島、青森、FE名古屋、東京Z、西宮、愛媛、八王子、金沢


1000人以下が4チーム。信州、奈良、香川、群馬。






熊本 が2140人、3439人。


6試合終わって平均2813人、もともとB2の動員数を牽引するチームだが、今年もB1クラスの動員を記録している。全体的にリーグ自体の数字が下がる中、大いに健闘している数少ないチーム。去年の今頃は平均2354人、今年は2813人と人気アップに成功している。毎年競争が激しいが今年も上位3チームの争いは続きそう。





群馬 が602人、712人。

金沢 が672人、671人。

奈良 が528人、766人。

香川 が657人、638人。


上記のチームは一例で、どのチームがというよりはB1/B2全体の動員が伸び悩んでいると強く感じるので、各チームの集客努力はもちろん必須だが、リーグ運営のBリーグそのものの知名度アップや魅力発信、集客努力も必要な時期なのではと思う。



動員が低いチームの数字を底上げすることが、Bリーグ全体を盛り上げるのには必須なので、現在動員が低いチームの運営は会場に実際足を運んでくれるファンに耳を傾けるなど何か戦略が必要だと思う。ただチケットを安くすれば動員の数字があがるとは全く思わないので、ファンに協力してもらう姿勢というのもアリかもしれない。



Bリーグやスポーツに限らず、観客動員数が増える絶対的なセオリーはないので、特に動員が下がっているチームの挽回に期待せずにはいられない。


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B3リーグは現在ファーストステージ。Bリーグとは運営団体が違うので、ルールやレギュレーションが違う。



ファーストステージ、レギュラーシーズン、ファイナルステージと3つのステージを戦い、合計ポイントで最終順位を競う。



B1/B2リーグの2つはBリーグが運営、B3リーグを運営しているのはB3リーグなので、正確にはB3リーグはBリーグではない。が、Bリーグの取引先・子会社のような感じなので、ブログではB3リーグもBリーグとひとまとめにしている。



B3は実業団も含むため、シーズン通して参加するチーム、シーズン一部だけ参加するチームなどさまざま。ファーストシーズンに参加するのが10チーム中、7チーム。



B3はシーズン通して参加するプロチームを中心に、今年も動員を見ていきたい。ホーム試合があまりに少ない場合は、データ上から削除するかもしれない。あくまでB1/B2と同様に、シーズン戦うチーム中心で。





今節のホーム戦は、東京EX 鹿児島 東京CR  の3つ。


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東京EXが2日連続500人ほど。1005人満員のハコだがB3の中では数字をそれほど落とすことなく健闘している。



鹿児島が2日連続400人ほど。鹿児島アリーナ以外のドサ回りが多いので動員が下がったのと、離島で開催もそこそこあるのが特徴。





最後にB1/B2/B3、すべてのチームを合わせた平均動員ランキング。リーグを超えてBリーグ全体で何位かがわかるように。B2のチームだけどB1より動員数が高いなど、上位リーグを超えるのが理想形だ。



赤がB1、黄色がB2、紫がB3。見やすいように色分けしている。目視で上位リーグのどの辺に食い込んだか、または下位リーグに抜かされた、など視覚的に立ち位置がわかりやすいから。


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