B2西地区、去年と今年のここまでの観客動員数を比べる ③ [Bリーグ 観客動員数]
幾度かに亘って、B1全体、B2東地区、B2中地区、の去年と今年の動員数を並べて、増減を比較してみた。
B1全体 ⇒ http://wvouen.blog.so-net.ne.jp/2017-11-01
B2東地区 ⇒ http://wvouen.blog.so-net.ne.jp/2017-11-09
B2中地区 ⇒ http://wvouen.blog.so-net.ne.jp/2017-11-18
さいごに、B2西地区。
バンビシャス奈良、広島ドラゴンフライズ、香川ファイブアローズ、愛媛オレンジバイキングス、ライジングゼファーフクオカ、熊本ヴォルターズ、の6チーム。
今年の方が多い: 香川 福岡 広島
去年の方が多い: 奈良 愛媛 熊本
上記のような結果に。
西地区は特に、多いチームと少ないチームが顕著に分かれてしまっている。そして今後も両者の差が埋まるきっかけは見当たらなそう。
多いチームは熊本を筆頭に、数字が上り調子の広島、福岡。
少ないチームは数字の通り、奈良、香川、愛媛。
奈良は、去年より300人以上減っている。11試合終えて開幕ご祝儀も平均化されてきたころ。
去年は1000人前後の数字が並ぶが、今年は軒並み1000人に届いていない。原因はなんだろうか。
現在成績が低迷しているがそれは一番の理由ではないと思う。今年は、去年と比べれば開幕戦から低かった。その時は成績はまだ0敗だ。
序盤は去年と同様の数字が並び、現在の負けが込んだ成績になるとともに動員が下がったのなら成績の影響だと思うが、そういった数字の並びにはなっていない。会場やアクセス、オフシーズンの消極的な宣伝などは考えられるか。
1つだけ1500人を超えている試合がある。現地の方なら何かしらのイベントの成果だということはわかるかもしれない。繰返し出来るようなこと(招待・割引系)であれば何度かそれに頼っていいのかも。
広島は、去年は後半に行くに連れ大きな数字を出すようになり平均を1800まで上げてきた。
現在は1500人平均を切っているが、茨城、広島、福岡あたりは数字に勢いがあるので平均を上げてくると思う。よって、1500人は余裕で超えてくると思われる。
今年の広島は運がなかった。開幕戦が平日だったりした。動員力があるチームなのでそれでもB2では高めの数字を出したが、去年すでに達成した通り3000人や4000人の動員力が十分あるチーム。
野球やJリーグも盛んでスポーツ文化は高いと思っているので、上手い事コラボをして他スポーツのファンへのアピール如何によっては5000人超えも出来るポテンシャルは十分にありそう。
最終的には平均2000人前後になるとは思うが、今後どこまで平均を上げてくるかは注目だ。
香川は、去年より数字は増えたものの、去年と同様にベースが低いためまだまだ物足りない。軒並み1000人以下が並んでいる。一度1400人が出ているが、これは高校バスケ(?)の影響っぽい。
開幕戦で1000人を超えていないので、他チームと比べれば、まだまだ地元での知名度やファンの絶対数が少ないのがわかる。こればかりは地元での宣伝活動を続けるしかないことなので仕方がない。
他チームと比べるというよりは自チームの数字だけを絶対的に比較して、地元テレビや新聞のメディア、街中のポスター、その他広報活動を続けて増やすしかない。そして新規の観客にいい試合を見せて次に興味を持ってもらうしかない。
去年は鹿児島と同様、財務的なニュースが出たので運営の懐事情は苦しいのは間違いない。運営は会場に実際に足を運んでいる人の意見を聞くのが一番の近道じゃないかなと思った。
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愛媛は、もともと動員が多いチームではなかったものの、去年以上に苦しんでいる。
成績が良いにもかかわらず動員が伸びてこない原因はなぜか。離島(?)での開催もあって極端に低い数字もあるようだ。
ただ開幕戦を見ると1800人と1400人。この位のお客さんは今後も呼べるということ。何かしらの招待イベントのせいかもしれないが、もしそうなら赤字にならない程度であれば何度かまた試してもいいのかもしれない。
ミュージシャンのライブ、Jリーグあたりで、四国は動員が伸びにくいと言われている。四国自体に強力な球団があるわけでもないので、スポーツ自体あまり盛んでなくスポーツ観戦にも興味を持つ人が少ない場所なのかもしれない。
ただ繰り返すが開幕戦で1800人は来たのは事実。にも関わらずリピートされていない原因は何か。今後も数字を見ていきたい。
福岡は、去年B3にもかかわらずすでにB2上位に食い込んでいた。開幕戦こそ数字が物足りなかったが、のぼり調子で1400人まで上げてきた。
成績も良いので今後も数字を上げて行けば、B1候補チームの1つだ。しかも福岡は中学バスケ・高校バスケの全国名門校も多く、バスケが盛んな場所と言って間違いない。しかも大都市。5000人規模の大きな数字が出ても何も不思議ではないイメージ。
今年はまだ1000人を一度も切っていない。前節の2000人は、地元のバスケで有名中学や高校にアプローチしたらしい。折尾、西福岡、大濠、第一あたりか。福岡は中高生へのアプローチはやればやるほど効果がありそうな場所。売上目線だとあまり期待できないが動員目線だと大きな効果を発揮しそう。
数字に勢いがあって、広島と同様に1500人はすぐに超えてきそうな並び。熊本と福岡、西地区バスケの砦なので今後も注目。
熊本は、B2トップの動員チームで現在も平均2300人。去年は全国テレビの影響で数字を大きく伸ばしたが今年もその数字をキープしている。一見で終わらせずリピートに繋げているといっていいのではないだろうか。
去年からすでにB1下位のチームの動員数は超えていたので、今年も成績如何では十分にB1候補。まだ6試合しかしていないものの、大きく数字がへこむとは思えない。今年も平均2000人は超えてきそう。
オールスターも熊本開催、熊本県内でニュースもあるしこれから興味を持つ人もいると思うので、リピーター作りが上手な熊本はまだ伸び代がある。
熊本はチアがいない。B1に向けての条件でチアも必須だと思うので今シーズン途中からチアを採用するのか。また超満員で4400人位なので、限界キャパは渋谷や栃木と同じくらい。5000人アリーナではないがその辺はどうするのか。
B2西地区は去年も激戦区だ。去年は島根と熊本と広島のバチバチ、今年も福岡と熊本と愛媛がバチバチ。プレーオフには西地区からは2チーム、ワイルドカードの地区だと思われる。
まだシーズンの3割しか終わってないのにプレーオフの話は早いが、現在の成績は、福岡が1位、秋田が2位、この2チームがB1候補なのは間違いない。
来週はBリーグのシーズンゲームお休み。日本代表のフィリピン戦、天皇杯(オールジャパン)の三次予選があるので。
選手はシーズンゲームをしながら色々な大会にも出場するというハードスケジュール。移動もあちこち、チームメイトもコロコロ変わる、大変だ。
次のBリーグは12月入ってから。少し間が空くが、日本代表と天皇杯予選も見たいと思う。
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B2中地区 ⇒ http://wvouen.blog.so-net.ne.jp/2017-11-18
さいごに、B2西地区。
バンビシャス奈良、広島ドラゴンフライズ、香川ファイブアローズ、愛媛オレンジバイキングス、ライジングゼファーフクオカ、熊本ヴォルターズ、の6チーム。
今年の方が多い: 香川 福岡 広島
去年の方が多い: 奈良 愛媛 熊本
上記のような結果に。
西地区は特に、多いチームと少ないチームが顕著に分かれてしまっている。そして今後も両者の差が埋まるきっかけは見当たらなそう。
多いチームは熊本を筆頭に、数字が上り調子の広島、福岡。
少ないチームは数字の通り、奈良、香川、愛媛。
奈良は、去年より300人以上減っている。11試合終えて開幕ご祝儀も平均化されてきたころ。
去年は1000人前後の数字が並ぶが、今年は軒並み1000人に届いていない。原因はなんだろうか。
現在成績が低迷しているがそれは一番の理由ではないと思う。今年は、去年と比べれば開幕戦から低かった。その時は成績はまだ0敗だ。
序盤は去年と同様の数字が並び、現在の負けが込んだ成績になるとともに動員が下がったのなら成績の影響だと思うが、そういった数字の並びにはなっていない。会場やアクセス、オフシーズンの消極的な宣伝などは考えられるか。
1つだけ1500人を超えている試合がある。現地の方なら何かしらのイベントの成果だということはわかるかもしれない。繰返し出来るようなこと(招待・割引系)であれば何度かそれに頼っていいのかも。
広島は、去年は後半に行くに連れ大きな数字を出すようになり平均を1800まで上げてきた。
現在は1500人平均を切っているが、茨城、広島、福岡あたりは数字に勢いがあるので平均を上げてくると思う。よって、1500人は余裕で超えてくると思われる。
今年の広島は運がなかった。開幕戦が平日だったりした。動員力があるチームなのでそれでもB2では高めの数字を出したが、去年すでに達成した通り3000人や4000人の動員力が十分あるチーム。
野球やJリーグも盛んでスポーツ文化は高いと思っているので、上手い事コラボをして他スポーツのファンへのアピール如何によっては5000人超えも出来るポテンシャルは十分にありそう。
最終的には平均2000人前後になるとは思うが、今後どこまで平均を上げてくるかは注目だ。
香川は、去年より数字は増えたものの、去年と同様にベースが低いためまだまだ物足りない。軒並み1000人以下が並んでいる。一度1400人が出ているが、これは高校バスケ(?)の影響っぽい。
開幕戦で1000人を超えていないので、他チームと比べれば、まだまだ地元での知名度やファンの絶対数が少ないのがわかる。こればかりは地元での宣伝活動を続けるしかないことなので仕方がない。
他チームと比べるというよりは自チームの数字だけを絶対的に比較して、地元テレビや新聞のメディア、街中のポスター、その他広報活動を続けて増やすしかない。そして新規の観客にいい試合を見せて次に興味を持ってもらうしかない。
去年は鹿児島と同様、財務的なニュースが出たので運営の懐事情は苦しいのは間違いない。運営は会場に実際に足を運んでいる人の意見を聞くのが一番の近道じゃないかなと思った。
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愛媛は、もともと動員が多いチームではなかったものの、去年以上に苦しんでいる。
成績が良いにもかかわらず動員が伸びてこない原因はなぜか。離島(?)での開催もあって極端に低い数字もあるようだ。
ただ開幕戦を見ると1800人と1400人。この位のお客さんは今後も呼べるということ。何かしらの招待イベントのせいかもしれないが、もしそうなら赤字にならない程度であれば何度かまた試してもいいのかもしれない。
ミュージシャンのライブ、Jリーグあたりで、四国は動員が伸びにくいと言われている。四国自体に強力な球団があるわけでもないので、スポーツ自体あまり盛んでなくスポーツ観戦にも興味を持つ人が少ない場所なのかもしれない。
ただ繰り返すが開幕戦で1800人は来たのは事実。にも関わらずリピートされていない原因は何か。今後も数字を見ていきたい。
福岡は、去年B3にもかかわらずすでにB2上位に食い込んでいた。開幕戦こそ数字が物足りなかったが、のぼり調子で1400人まで上げてきた。
成績も良いので今後も数字を上げて行けば、B1候補チームの1つだ。しかも福岡は中学バスケ・高校バスケの全国名門校も多く、バスケが盛んな場所と言って間違いない。しかも大都市。5000人規模の大きな数字が出ても何も不思議ではないイメージ。
今年はまだ1000人を一度も切っていない。前節の2000人は、地元のバスケで有名中学や高校にアプローチしたらしい。折尾、西福岡、大濠、第一あたりか。福岡は中高生へのアプローチはやればやるほど効果がありそうな場所。売上目線だとあまり期待できないが動員目線だと大きな効果を発揮しそう。
数字に勢いがあって、広島と同様に1500人はすぐに超えてきそうな並び。熊本と福岡、西地区バスケの砦なので今後も注目。
熊本は、B2トップの動員チームで現在も平均2300人。去年は全国テレビの影響で数字を大きく伸ばしたが今年もその数字をキープしている。一見で終わらせずリピートに繋げているといっていいのではないだろうか。
去年からすでにB1下位のチームの動員数は超えていたので、今年も成績如何では十分にB1候補。まだ6試合しかしていないものの、大きく数字がへこむとは思えない。今年も平均2000人は超えてきそう。
オールスターも熊本開催、熊本県内でニュースもあるしこれから興味を持つ人もいると思うので、リピーター作りが上手な熊本はまだ伸び代がある。
熊本はチアがいない。B1に向けての条件でチアも必須だと思うので今シーズン途中からチアを採用するのか。また超満員で4400人位なので、限界キャパは渋谷や栃木と同じくらい。5000人アリーナではないがその辺はどうするのか。
B2西地区は去年も激戦区だ。去年は島根と熊本と広島のバチバチ、今年も福岡と熊本と愛媛がバチバチ。プレーオフには西地区からは2チーム、ワイルドカードの地区だと思われる。
まだシーズンの3割しか終わってないのにプレーオフの話は早いが、現在の成績は、福岡が1位、秋田が2位、この2チームがB1候補なのは間違いない。
来週はBリーグのシーズンゲームお休み。日本代表のフィリピン戦、天皇杯(オールジャパン)の三次予選があるので。
選手はシーズンゲームをしながら色々な大会にも出場するというハードスケジュール。移動もあちこち、チームメイトもコロコロ変わる、大変だ。
次のBリーグは12月入ってから。少し間が空くが、日本代表と天皇杯予選も見たいと思う。
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去年の1553人の日と今年の1548人の日の共通点・・・試合前にウィンターカップ奈良予選の決勝戦が開催されたこと
去年の1258人と1509人は、シーズンで唯一、県南部で開催されたこと(他のホーム試合は全部ならでんアリーナ)
もちろん、これが理由と断定はできませんが。
by お名前(必須) (2017-11-22 20:55)