観客動員数の基準は?どこからどこまでがカウント? [コラム]
「観客動員数がすべて」
開幕前からチェアマンもこう言い切っている。
観客動員数はリーグ運営の配分金や評価にも大きくつながるので、チーム存続のためにも何より大切な数字だと思う。ある意味勝率よりも。
よって全チーム、動員数を増やすために努力をしている。
ここで、
「観客動員数の基準はどこからどこまで?」「〇〇はカウントされるのされないの?」
無料チケットや無料招待はカウントされる?
有料で購入されたチケットのみをカウント?
会場に足を踏み入れた人の数は理由を問わず全てカウント?
シーズンパスを買ったけど実際には会場に来なかった場合は?
企業動員やスポンサー買い取りの席で代金はまとめて払ってはいるけど、誰一人会場に来なかった場合は?
そもそも全チーム、同じ基準でカウントしてるの?カウントの判定基準はリーグ毎に統一されてる?それとも完全にチーム任せ?チームの言い値?
こういった疑問を持ったことがある人は多いかもしれない。少なくとも私は思っている。なので、
観客動員数の定義についてBリーグ規約等で明確に書かれていない。
配分金や評価にも大きく関与するしチームにとってもファンにとっても大切な数字。であるならば運営が公式に基準統一や明文化してほしい。
と思う。
なので結局は誰もわからない。私の文章は勝手な想像だ。当たってるかもしれないし当たってないかもしれない。よって、上記のような観客動員数の定義における疑問が思い浮かぶ。
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実例をもとに、上記の疑問を勝手に出来る限り断定に近づけてみたいと思う。
もちろんチーム毎に観客動員数のカウントの基準が違うかもしれないので、「こういう事例について、ここのチームはカウントしてるから他チームもカウントするだろう」という発想は的を得ているかわからないが、そういう相対的な視点で考えてみたい。
観客動員の数字は基本的に、「いままさに会場にいる人数+@」、と考えている。
早いと3Q途中には観客動員数が発表される(Bリーグ公式サイトに表示される)、遅いと試合後に発表されることから、合計数をはじきだすタイミングはそのチームのその日のそのスタッフ次第といったところか。
①有料チケットはカウント。
有料来場者、つまり普通にチケットを買って会場に来る人なのだから当然。チケットは買ったが会場に来なかった場合は売上は計上されるが、動員数としてはノーカウント。
②無料招待、無料チケットはカウント。
名古屋Dの開幕戦の「小学生3000人無料招待」をしっかりカウントしているし、全チームの無料招待イベントの時に観客動員数がしっかり増えていることからこれは間違いない。
上記の①と②の合計が、「いままさに会場にいる人」。これが基本の観客動員数。それに加えて「+@」を加味していくと私は考えている。
「+@」とは、シーズンパス、企業動員、スポンサー席、などだ。ここが曖昧。あやふや。不明確。
シーズンパス購入者は来場の有無にかかわらず毎試合カウントされている、とネット情報で見たことがある。証拠はないが、会場の実際の人数に比べて発表の人数が多い気がするときは、この数字の影響もあるのかもしれない。
Bリーグになって企業チームからプロチームになった建前上、企業割引や企業動員は理屈上なくなるはずだがまだ名残があるかもしれない。これは会場に足を運べば普通の観客としてカウントされるだろう。
スポンサー席。これが一番わからない。スポンサーが前売りで100枚とか大量購入の場合。
購入後のチケットはスポンサーが誰かに無料で配ったり販売したり自由なのでどうなったかはチーム側はしらない。
付きあいなどで無料で配る場合が多いので、チケットをもらった側も必ずしもバスケに興味があるとはいえず、実際は面倒だから行かないということが多いと思われる。
前売りの団体購入の時点で動員数としてカウントしてるのか、それとも売り上げは全て計上するが観客については実際に会場に来た人数だけカウントしてるのか。
そのカウントの基準は、運営が全チームに基準統一させてるのか、チーム独自の判断に任せているのか。
Bリーグ公式が明文化していない以上は完全に想像の中での堂々巡り。答えは見つからない。
いずれにせよ、このあたりが「+@」と私は考えている。
よって、会場の空席が多いのに動員数が多い気がする、という事案が発生する。
ただしその逆はない。会場に沢山来てるのに動員数が少ない気がする、というのは上記の理屈がそこそこ正しければあり得ない。もしあったらそれは気のせいだ。
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以前、Bリーグ運営会社から分配金(配分金)の質問に対する返事を直接メールをもらった時に、観客動員数にも少し触れていた。
公式からの返事は、
「指摘の通り無料招待・チケットばらまきの懸念もあるため、分配額の計算の際にチケット売上額も考慮することで無料招待・チケットばらまきを抑制する仕組みにしている」
という回答であった。
上記の文章内容から、無料招待・無料チケットは観客動員数にカウントしていると断言して間違いない。
ただし動員数UPのために無料招待をやりすぎると、動員数に比べて売上額(客単価)が低くなるので、配分金の評価につながりませんよ、といった内容だ。
また、島根スサノオマジックの社長のツイートで、
「去年は少し多めに観客動員数を申告していた」
とあったことから、動員数の基準は完全にチーム任せである可能性が濃厚と考えている。
つまり観客動員数の定義なんてものは公式が全てのチームに明確に基準統一させていないということ。
ただ配分金の評価に繋がる重要な数字であることから、チーム任せは首をかしげる。
極端な話、動員数を増やして配分金をもらうために、「今日の試合は10万人来ました」と言っても成り立つわけだ。
実際はそんな極端な数字は申告しないだろうが、+100人くらい多めに言っても運営にはバレないといったことが起きる。
配分金の基準に観客動員数が大いにかかわる以上は、多めに申告した方がチームにとって得。それを防止するために会場でカウントする際に運営から派遣されたスタッフが監視しているとは考えにくい。
うーむ、この辺はもう堂々巡りの袋小路。考えてもキリがない。
そんなこんなで観客動員数の定義を考えてみた次第である。
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開幕前からチェアマンもこう言い切っている。
観客動員数はリーグ運営の配分金や評価にも大きくつながるので、チーム存続のためにも何より大切な数字だと思う。ある意味勝率よりも。
よって全チーム、動員数を増やすために努力をしている。
ここで、
「観客動員数の基準はどこからどこまで?」「〇〇はカウントされるのされないの?」
無料チケットや無料招待はカウントされる?
有料で購入されたチケットのみをカウント?
会場に足を踏み入れた人の数は理由を問わず全てカウント?
シーズンパスを買ったけど実際には会場に来なかった場合は?
企業動員やスポンサー買い取りの席で代金はまとめて払ってはいるけど、誰一人会場に来なかった場合は?
そもそも全チーム、同じ基準でカウントしてるの?カウントの判定基準はリーグ毎に統一されてる?それとも完全にチーム任せ?チームの言い値?
こういった疑問を持ったことがある人は多いかもしれない。少なくとも私は思っている。なので、
観客動員数の定義についてBリーグ規約等で明確に書かれていない。
配分金や評価にも大きく関与するしチームにとってもファンにとっても大切な数字。であるならば運営が公式に基準統一や明文化してほしい。
と思う。
なので結局は誰もわからない。私の文章は勝手な想像だ。当たってるかもしれないし当たってないかもしれない。よって、上記のような観客動員数の定義における疑問が思い浮かぶ。
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実例をもとに、上記の疑問を勝手に出来る限り断定に近づけてみたいと思う。
もちろんチーム毎に観客動員数のカウントの基準が違うかもしれないので、「こういう事例について、ここのチームはカウントしてるから他チームもカウントするだろう」という発想は的を得ているかわからないが、そういう相対的な視点で考えてみたい。
観客動員の数字は基本的に、「いままさに会場にいる人数+@」、と考えている。
早いと3Q途中には観客動員数が発表される(Bリーグ公式サイトに表示される)、遅いと試合後に発表されることから、合計数をはじきだすタイミングはそのチームのその日のそのスタッフ次第といったところか。
①有料チケットはカウント。
有料来場者、つまり普通にチケットを買って会場に来る人なのだから当然。チケットは買ったが会場に来なかった場合は売上は計上されるが、動員数としてはノーカウント。
②無料招待、無料チケットはカウント。
名古屋Dの開幕戦の「小学生3000人無料招待」をしっかりカウントしているし、全チームの無料招待イベントの時に観客動員数がしっかり増えていることからこれは間違いない。
上記の①と②の合計が、「いままさに会場にいる人」。これが基本の観客動員数。それに加えて「+@」を加味していくと私は考えている。
「+@」とは、シーズンパス、企業動員、スポンサー席、などだ。ここが曖昧。あやふや。不明確。
シーズンパス購入者は来場の有無にかかわらず毎試合カウントされている、とネット情報で見たことがある。証拠はないが、会場の実際の人数に比べて発表の人数が多い気がするときは、この数字の影響もあるのかもしれない。
Bリーグになって企業チームからプロチームになった建前上、企業割引や企業動員は理屈上なくなるはずだがまだ名残があるかもしれない。これは会場に足を運べば普通の観客としてカウントされるだろう。
スポンサー席。これが一番わからない。スポンサーが前売りで100枚とか大量購入の場合。
購入後のチケットはスポンサーが誰かに無料で配ったり販売したり自由なのでどうなったかはチーム側はしらない。
付きあいなどで無料で配る場合が多いので、チケットをもらった側も必ずしもバスケに興味があるとはいえず、実際は面倒だから行かないということが多いと思われる。
前売りの団体購入の時点で動員数としてカウントしてるのか、それとも売り上げは全て計上するが観客については実際に会場に来た人数だけカウントしてるのか。
そのカウントの基準は、運営が全チームに基準統一させてるのか、チーム独自の判断に任せているのか。
Bリーグ公式が明文化していない以上は完全に想像の中での堂々巡り。答えは見つからない。
いずれにせよ、このあたりが「+@」と私は考えている。
よって、会場の空席が多いのに動員数が多い気がする、という事案が発生する。
ただしその逆はない。会場に沢山来てるのに動員数が少ない気がする、というのは上記の理屈がそこそこ正しければあり得ない。もしあったらそれは気のせいだ。
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以前、Bリーグ運営会社から分配金(配分金)の質問に対する返事を直接メールをもらった時に、観客動員数にも少し触れていた。
公式からの返事は、
「指摘の通り無料招待・チケットばらまきの懸念もあるため、分配額の計算の際にチケット売上額も考慮することで無料招待・チケットばらまきを抑制する仕組みにしている」
という回答であった。
上記の文章内容から、無料招待・無料チケットは観客動員数にカウントしていると断言して間違いない。
ただし動員数UPのために無料招待をやりすぎると、動員数に比べて売上額(客単価)が低くなるので、配分金の評価につながりませんよ、といった内容だ。
また、島根スサノオマジックの社長のツイートで、
「去年は少し多めに観客動員数を申告していた」
とあったことから、動員数の基準は完全にチーム任せである可能性が濃厚と考えている。
つまり観客動員数の定義なんてものは公式が全てのチームに明確に基準統一させていないということ。
ただ配分金の評価に繋がる重要な数字であることから、チーム任せは首をかしげる。
極端な話、動員数を増やして配分金をもらうために、「今日の試合は10万人来ました」と言っても成り立つわけだ。
実際はそんな極端な数字は申告しないだろうが、+100人くらい多めに言っても運営にはバレないといったことが起きる。
配分金の基準に観客動員数が大いにかかわる以上は、多めに申告した方がチームにとって得。それを防止するために会場でカウントする際に運営から派遣されたスタッフが監視しているとは考えにくい。
うーむ、この辺はもう堂々巡りの袋小路。考えてもキリがない。
そんなこんなで観客動員数の定義を考えてみた次第である。
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いい記事ですね。動員数の定義に関心があったので
興味深く読ませていただきました。
by check-ei (2018-10-26 17:24)