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2/13時点、今節のB1/B2/B3リーグの観客動員数の数字を見る [Bリーグ 観客動員数]

19節終了。5月頭までなので、Bリーグも残り3カ月弱くらい。



後半戦にすでに入っているので、そろそろチャンピオンシップCSやプレーオフPOのチームもおおよそ想像できる段階になってきた。残り数が減るにつれて、順位の逆転は難しくなる。1勝差を争う順位なら別だが、大きく順位は入れ変わらないだろう。



シーズンの半分以上を終えて今の結果があるわけで、ここからチームの実力が著しく強く(弱く)変化して順位が激変するということはあまり考えられないので。




2月末で選手の入れ替え時期が終わる。3月に入ってからは選手はシーズン終わりまで完全に固定、入替えや移籍、新加入などは不可。3月以降に怪我などしても選手の補充は出来ない。特に注意したいのは、主力や外国籍の怪我。一度抜けるとシーズン終了まで続く可能性があるから。




昨シーズンも2/28ギリギリまで新加入の選手や入替えなどが起きた。今年も2月末は忙しいことになるチームも多いと思われる。今現在、外国籍が2人のチームだったり、最近主力選手が長期の怪我をして今季絶望のようなチームは特に、何か動きを見せるかもしれない。




2月22日に日本代表戦もあるのでそちらも人によっては注目。個人的には注目している。Bリーグであのチームが勝った負けたというよりは、日本が世界に勝ったというシーンが見たい。世界の壁は高いのでそう簡単な話ではないが期待している。



Bリーグが盛り上がるにはメディア活用、日本代表の活躍は欠かせない。





今回も観客動員数の目線で見てみる。去年からやっていた毎週の恒例行事なので、来週、さ来週、と繰り返す恒例行事。



試合の勝ち負けやバスケではなく、観客動員数の全体の数字、自チームの数字、順位、立ち位置、を毎週追いかけていることで、自チームにとっても何か新しい発見があるかもしれない。



私は何も気付けなくても、見る人にとっては何か独特な目線で発見があるかもしれない。



バスケの楽しさに加えて、数字の楽しさも感じてもらえるかもしれない。



数字を意識することで自チームにプラスになるかもしれない。



現在のシーズン進捗状況は、


B1は19節/31節が終了、B2は19節/31節が終了



今週のホーム(数字変動)は、


B1: 渋谷 京都 琉球 富山 横浜 大阪 A東京 名古屋D 三河

B2: 香川 岩手 山形 熊本 仙台 群馬 奈良 福岡 東京Z





全チームのその日の集客イベントや会場アクセスの良し悪し、天候や時期、その他要因などはチェック・把握はしていない。数字が伸びたチームは何かしらの理由があると思うが、基本的には純粋な「数字」を見ている。






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まずはいつも通りB1から見てみる。


b1.jpg



ホーム数は千葉以外の全チームが15試合以上。多いチームはすでに30試合中、20試合を超えている。終盤に入ろうとしている。


以下、B1の18チームのベスト5。順位変わらず、琉球が-10人ほど。


1位 千葉 5267人
2位 北海道 3720人
3位 栃木 3611人
4位 琉球 3433人
5位 新潟 3217人





5000人台が1チーム。千葉ジェッツ。


4000人台なし。


3000人台が 5チーム。北海道、栃木、琉球、新潟、横浜。


2000人台が 9チーム。


2000人以下が 3チーム。西宮と京都と三遠。


全体の平均は 2794人。前節より+30人。今シーズン平均3000人は達成は難しそうだが去年より数字をあげたいところ。






大阪が、5591人、6001人。


昨年に続いて、大阪で大きな動員をあげたのは、対栃木ブレックス戦。これは初見の背中を押してくれる、通称田臥効果は間違いない。


それに合わせて、それだけの人数を収容できるアリーナがあること、運営がTシャツプレゼントでお得感を出して新規を呼んだのも大きい。この辺は運営グッジョブだと思う。一回Bリーグでも見にいってみるか、の理由づけには十分。


1試合目は大差でガッカリな内容だったが、2試合目は良かったのではないかと思った。4Qで勝負ありだったが、3Qまでは接戦のハラハラドキドキが味わえる展開。


Bリーグに来てみたきっかけは栃木の田臥選手、だとしても、接戦を演じる事で地元の大阪ガンバレの気持ちが出てきたりするから。


理想は勝利することだがそう簡単な話じゃないところが、スポーツの難しいところだ。







富山が、3239人、4101人。


富山が大台の4000人。来年オールスターを開催する富山にとって、まだまだ動員数は伸ばしたい。現在2500人程度。


今期はじめての4000人。去年は開幕戦で4500人、最終戦で5500人を集めたし、人は集める事ができることは証明されている。


今年は2000人切りが多く、動員に苦戦している印象。成績は去年よりいいはずなのに。


言い方は正しいかわからないが、去年は落ちる落ちないの瀬戸際だったことで安心できる試合がなく、1試合における降格の影響が強かったことが動員につながったのかもしれない。


今回集客イベントで集めたのであれば何度も同じ手をやってみるのもいいのかもしれない。







これ以外も、やや高めの数字が並んだ。



A東京が満員御礼、数字こそ3000人だが満員といっていい。やはりあの立川立飛のハコは3000人で限界、B2基準のキャパのよう。川崎との同地区対決、互いのファンが足を運びやすいことも影響か。



名古屋Dが2日で6000人超え。イベントか何かはわからないが、波が大きいチームとしては十分な客入り。



横浜が2日で7000人。ホームでついに勝ち星をあげた。成績が思わしくないなかでこれだけの動員があるので、もっと良い条件さえそろえばまだまだ伸びそう。伸び代がありそう。




高い動員数チームの反面、動員に苦戦しているチームもある。京都は2000人平均をクリアしたい。去年の田臥効果で3600人をあげたが、そこまでは言わずともファンが満足するくらいの集客イベントは行われているのか。





今後も数字が伸びることを期待して見て行きたい。






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次に、B2も見てみる。


b2.jpg


以下、B2の18チームのベスト5。順位は変わらないが、仙台が-65人、熊本は-80人、少し下降気味。仙台は次節で2000人切る可能性高い。



1位 秋田 2777人
2位 仙台 2015人
3位 熊本 1827人
4位 広島 1825人
5位 FE名古屋 1794人





2000人台が2チーム。秋田、仙台。


1000人台が12チーム。


1000人以下が4チーム。金沢、奈良、香川、愛媛。香川は1000人台まであと平均+60人。



B1基準の【平均動員1500人超え】は、8チームとなった。1500人平均、信州は長野市で3000人台をドスンがないときつそう。茨城は地力でいけるか微妙なところ。



リーグ平均は1478人。前回より-3人。ほぼ変わらず。去年は1199人、大きく増加している理由は数字の大きい秋田と仙台の数字が来たから。去年もB2だったチームの動員数も全体的には増えているので、必ずしもその2チームの影響だけとは言えない。それでも秋田が全体平均を押し上げている影響は強い。



今節は1000人切りの試合が7試合/18試合。平均もほぼ変わらず、全体的にはまあまあといった感じ。







山形が、2195人、3009人。


過去最高の3001人を更新する、Bリーグ以来はじめての3000人超え。山形にとって3009人は過去最高。


3000人超えたのは秋田の動員の影響。ベンチ裏は満席、2階席にも沢山来ていたので500人はいたのではないか。秋田はB2でアウェイ動員にも一番貢献している。B2でアウェイのベンチ裏が埋まるチームは多くないのが現状だ。


アウェイ動員、それを差し引いても、なぜかこの日は多かった。山形側2500人前後はいたかもしれない。試合終了後にサイン会、連休中の試合、それは過去に何度もあったのでその影響とはあまり思えない。それ以外のイベントは何もしていない。だが普段空席になっている場所までお客さんが入っていた。いずれにせよ山形にとっては大台の数字を出せたことは事実で嬉しい限り。


B2東のチームは会場が大きい。福島が一番大きくて7000人は悠に入る。B1より収容には優れている。贅沢な話ではあるが、3000人入っていてもガラガラとは言わないがまだまだ入りそうに見える。


一気に平均を50人あげて、1746人に上げた。去年は1575人、平均2000人目標は厳しいと思うが、それに近づく大きな一歩。







群馬が、1991人、2121人。


群馬が過去最高の2121人。去年の最高は2117人。山形と同様、わずかではあるが記録更新した。


群馬は成績はいいが、B1基準の1500人には厳しい動員数。おそらく今年は届かないだろう。ただそれでも平均を上げていくことは来期にもつながるし、何より選手が嬉しいと思うので、そのファンの力が呼び込んだ数字だと思う。


あとホームで5試合。2301人を5回連続で1500人平均を達成。おそらく現実はそう簡単には行かないが、このペースでいけば平均1400人くらいは狙える。


今回の数字は集客イベントなのかはわからないが、最高記録を更新して上向き調子。成績も去年と同様にいいので、次に繋がるか今回単発か、次回の数字に注目。







福岡が、2248人、2439人。


B1最短昇格にふさわしい通り、勝率と動員を一気にあげてきた福岡。今節で5000人動員。平均を1650人にあげた。


もともとB3でも1300人で、B2中位~上位の動員数をあげていた。注目されないB3でその数字をあげつづけていたのは凄い事。B2にあがって300人以上平均をあげて、今後もあがりそうな勢いもある。シーズン序盤から予想はできていたが少なくとも1500人超えは余裕だろう。


ホームはあと5回。シーズン中盤から数字の並びがよいので、1900人くらいまでは十分可能性があると思う。仙台を抜いて、秋田に続くB2で2位は十分範疇だ。


福岡はもともと中学・高校でバスケ強豪県だけに、一度温まれば一気に増える可能性がある場所。上限の伸び代はまだまだある。今は3500人のハコなので、B1の5000人のハコが用意できるかが課題か。







反対に、仙台・熊本が、ここにきて少し下火。


まだ一時的かもしれないが、ここ数節を見るとシーズン序盤に比べれば動員が伸び悩んでいる。仙台は試合内容と勝率か、熊本は成績が良くないとは言えないのでよくわからない。


動員を大きく伸ばしたチーム、伸び悩んだチーム、顕著に分かれた節だった。






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B3リーグはスポナビで追えないので、公式HPから5チームの数字を抜粋している。


b3.jpg


今節は3チーム。八王子、鹿児島、東京CR。鹿児島が1100人超え、八王子も1000人超え。B3の数字の並びからするとまずまず大きい動員を見せた。平均を見てみると、550人~800人の中に全チームがいて、特筆して大きな動員をあげているチームはない。横並び一直線。



B3は、ファースト、レギュラー、ファイナル、とそれぞれ3つに分けられていて、そのトータルで優勝が決まる。9チームあるが全チームが全シーズンに参加しているわけではない。詳細は公式HPにて。



B3でB2の平均を超えているチームはまだない。観客動員数の目線でも、全チームB2の下に収まっている。今シーズンの有力候補は八王子だ。今のままだとB2最下位の動員数。まだまだ必要だ。



去年の福岡と金沢とまではいかないまでも、見た目の数字がいい、キリがいいので全チーム1000人超えが一つのボーダーか。ただし実際はそう簡単でもなさそうだ。







最後に、B1/B2/B3全チームを並べてみる。


一番左側の欄、赤色がB1黄色がB2紫がB3だ。


基本は赤色⇒黄色⇒紫色の順番になると思うが、上位リーグへの食い込みなどがわかりやすいように色をつけている。自分が応援するチームの、Bリーグ全体での立ち位置の把握などに役に立てば幸いだ。


太い黒線は、B1基準の平均1500人のボーダーだ。


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山形の増加要因は、村山地区の高校新人戦がイベントに組み入れられていて、高校生以下は無料が大きかったのではないでしょうか。それと、今回の勝利に掛ける気持ちも凄く感じました。秋田も700~800人程のブースターが参加したようでした。
by お名前(必須) (2018-02-14 19:28) 

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