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2/6時点、B1西地区、去年と今年のここまでの観客動員数を比べる [Bリーグ 観客動員数]

前回は、B1東地区の、去年と今年の同じ進捗状況での動員数を並べてみた。前回の↓↓


 B1東地区 ⇒ http://wvouen.blog.so-net.ne.jp/2018-02-01
 
 B1中地区 ⇒ http://wvouen.blog.so-net.ne.jp/2018-02-06



前回と同様に、B1チーム西地区も見てみる。



今年の西地区は、滋賀 京都 大阪 西宮 島根 琉球 の6チーム。



去年のB2昇格の2チームがいる地区。関西から西側は西地区なことから、Bリーグのチームは東に寄っているなと思わされる。



成績は琉球が頭1つ抜けた地区、下位チームは勝率に一番苦戦している地区。



3月からは補強もできなくなるので、今まで勝っていたチームが大きな連敗、これは3月以降は大いにありえる。



上段が今年の数字、下段が去年の数字。平均動員数が多いか少ないかを見てみる。






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B1西地区を見てみる。


b13.jpg


今年の方が多い: 滋賀 京都 大阪 西宮 島根 琉球

去年の方が多い: ―



上記のような結果に。


すべてのチーム、去年よりは動員が上がっている。B2から昇格した2チームはB1効果か顕著だが、全チーム去年よりはお客さんが増えているわけなので嬉しい事。


去年の数字も懐かしみつつ、去年と今年の平均動員数を比べながら眺めてみる。







滋賀 去年1959人 ⇒ 今年2235人(+276人) 前年比114.0%。


滋賀は去年から300人弱増えて、前年比15%の増加。


去年は2000人のボーダー付近をさまよう平均だった。ボーダーを超えたり下回ったり、最後にひと踏ん張りをして平均2148人に落ち着いた。


今年はシーズン半ばで、2000人から頭1つ抜けだす平均を出している。最終節などは増える傾向があるので、去年よりは2000人超えの安心感がある。


去年の最大値は田臥効果の4100人。今年はホームで栃木ブレックス戦があるのかは知らないが、たとえそれがなくとも今のペースを維持できれば去年超えは出来そう。


前節、今年はじめての3100人を出して1つ大台にのった。何かのイベントのおかげかはわからないが、ここ数節は明らかに上り調子。


成績も、常に降格争いに巻き込まれた去年に比べれば上位で、CS出場が目標だ。






京都 去年1765人 ⇒ 今年1856人(+91人) 前年比105.1%。


B1リーグの中で一番動員に伸び悩む京都。去年も今年もその傾向は変わらない。なぜだろう、地元の人の意見や感想をチームは聞いて取り入れていっているのだろうか。


それでも去年に比べれば伸びている。またbj時代から見て良いのであれば、少しずつではあるが数字は上向きに伸びているので、この辺は地道に増やしていくしかない。


田臥効果やイベント企画なので一発ドスンがあっても、最低ベースがボトムアップしていかないと平均はなかなかあがらない。


どうしてもB1の他のチームと比べられて動員少ないと言われがちの京都。以前も言ったが相対的に比べるより、まずは自チームだけを見て絶対数を増やしていくくらいの楽観的思考でもいい気がする。


Jリーグもあるしバスケも高校までは盛ん、観光地で有名な京都、動員は増えそうな気がするのだがあまり数字に現れない。地元の人じゃないとわからない会場のアクセスの難しさなどが大きく関係しているのかも。






大阪 去年2326人 ⇒ 今年2686人(+360人) 前年比115.4%。


大阪は去年に比べれば360人増えて、前年比が15%増し。上位チームとまではいかないが、3000人平均を今後達成ペースで増え続けている。


最近は調子がいいものの、今年の大阪は成績不振で去年に比べれば負け試合の可能性が高い。大阪はその影響が大いにありそうだ。


去年の最大は、栃木ブレックス戦の6300人。最終戦にも5600人を出した大阪、何より大都市なのでまだまだ観客は入るはず。他地区よりは間違いなく需要のパイは大きいはず。伸び代はまだまだありそう。


今年は開幕こそ4500人を動員。ただ、まだ成績が落ちていない状態の開幕次節に2000人を切るなど、安定していない。ツイッターか何かで地元の人からすると大阪の会場はアクセスが悪いと見た記憶があるので、それが本当なら足を遠ざける一要因になっているのは間違いなさそう。


いずれにせよ一度でも6000人を動員できるチーム・場所は限られている。大阪はその1つなのでイベント企画次第では大きな動員が目指せるので、シーズン終了時には3000人は十分目指せる数字のはず。






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西宮 去年909人 ⇒ 今年1765人(+856人) 前年比194.1%。


去年B2だった西宮。B1に昇格して動員が2倍に伸びている。前年比194%。


B2の中でも動員は中位から下位に甘んじて1000人になかなか届かなかったが、B1効果で大きな伸び。


ものさしがB2からB1にかわったので、B1の中で相対的に比べられると動員は多くない。チームの成績の都合上、負け試合が多いので動員が伸び悩んでいるという見方も出来るが、B2から数字を追いかけている都合上、動員が大きく伸びたというイメージが個人的には強い。


B2から昇格、メンバーをあまり変えずにそのままB1で勝負した西宮は、勝ち星に苦戦している。Jリーグで当たり前に言われる、J2からJ1に上がったチームは1年でJ2に戻ってくる可能性が高い法則はBリーグにも当てはまりそう。


B2リーグからB1へ昇格して、B1中位のチームを作り上げるのは大変そうだ。始まったばかりのBリーグでは、まだ前例はない。






島根 去年1347人 ⇒ 今年2409人(+1062人) 前年比178.8%。


西宮と同様、去年B2だった島根。B1に昇格して動員が大きくに伸びている。前年比180%の1000人増加。


B2だった去年のシーズン平均は1501人、B2の中でも多い方だったが、B1に来て一気に増えた。B2でも4000人集める試合もあったので可能性は十分考えられたが、すでにB1リーグで中位近くに位置するだけに、観客動員数は大健闘と言った感じか。


ただし成績も西宮と同様、勝ち星に苦戦している。現在西地区で、西宮と最下位争いのB2降格候補。西宮とは真逆で、B1昇格時に大きくメンバーを編成してきた島根。それでも成績は西宮と似た感じ。


B2からB1に昇格した時に、そのままのメンバー中心で勝負するか、メンバーをガラリと変えて勝負するか、その2パターンを実践した参考例としても見えるが、どちらにせよ、B2で優勝して昇格できても、B1で勝ちあがるのは、残留するのは簡単ではないということが証明されているともいえるかもしれない。






琉球 去年3334人 ⇒ 今年3432人(+98人) 前年比102.9%。


去年から抜群の安定度を誇る琉球は、今年も健在。100人ほど平均を上げて、前年比103%。


2020年(?)に1万人アリーナを目指している琉球だが、それまでは現在のアリーナ。マックスが3700人前後だが、県内では一番大きいハコなのでこれは仕方ない。


琉球の数字の一番いいところは、底(ボトム)が一番高いところ。そしてリピーターも多くて安定しているところ。生活の一部、日常ルーティンの一部ですよというファンも多いと思われる。


去年は2960-3730人、今年は2787-3706人。今年の3000人切りは小さいハコで開催したのが理由。最低動員数が高い位置にありながら抜群の安定感。こういう数字の並びはスポンサー営業や役所との交渉に強い。長期間の数字で照明されてるから。1万人アリーナも間違いなくこの数字の強さありきの決定だ。


琉球に関しては栃木と同様、これ以上数字を伸ばせと言うのは酷なので、このままシーズン終了まで安定できれば100点満点と言っていいと思う。過去の2年弱の数字を見ると、琉球なら出来るでしょと楽観的に思えるのがすごいとこだ。







西地区は全チーム15~21試合と試合数がまばら。中地区の横一直線とは真逆。



琉球が26勝で頭1つ抜けている。京都が19勝とこちらも抜けている。3位が12勝なので、CSは琉球と京都かなと思える勝ち星の数。



B2降格争いに間違いなく絡んでくる地区なので、そちらは熾烈な争いになりそう。



B1に残留するのも簡単なことではないので、B2の島根と西宮のここからの逆転や奮闘はある意味B1上位地区並みに見どころかもしれない。



B1リーグに続いて、B2リーグも随時書いてみたいと思う。






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