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2018/11/25時点、今節の観客動員数を見る(B1/B2/B3) [Bリーグ 観客動員数]

Bリーグ2年目のクラブ決算が発表された。



各クラブの収入と支出が細かく記載されており、チームの内情や懐事情を知るにはいいデータ。スタッツや観客動員数と同様に、こういう数字は楽しむ要素でもある。そう気楽に考えられない状況のチームもあるが。



来年のB2は何チームあるのか、とブログやツイッターで書いてきたが、B2の6チームが2年連続赤字だった。3年連続赤字の場合はBリーグライセンスが発行されないルールにより、理屈上B3以下に降格することになる。情状酌量はあるのか、感情を入れずにサクっと一律で斬るのか。このあたりは今後の情報にも注目していきたい。











今節も、観客動員数に焦点を当てて見てみる。開幕以降ずっとやっていた恒例行事なので、来週、さ来週、と毎回繰り返す恒例行事。



試合の勝ち負けではなく、観客動員数の全体の数字、自チームの数字、順位、立ち位置、を毎週追いかけていることで、自チームにとっても何か新しい発見があるかもしれない。見る人にとっては何か独特な目線での発見が、バスケの楽しさに加えて、数字の楽しさの発見があるかもしれない。数字を意識することで自チームにプラスになるかもしれない。






現在のシーズン進捗状況は、


B1は第11節が終了、B2は第10節が終了



今週のホーム(数字変動)は、


B1: 秋田 富山 三遠 滋賀 A東京 横浜 大阪 福岡 川崎 

B2: 山形 金沢 群馬 西宮 島根 仙台 福島 FE名古屋 奈良 




各チームのその日の集客イベントや会場アクセスの良し悪し、天候や時期、その他要因などはチェック・把握はしていない。急に数字が伸びたチームは何かしらの理由があると思うが、基本的には「数字」を中心に見ている。






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B1から観客動員数を見てみる。


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以下、動員上位のベスト5。川崎が初の4000人超え。それ以外は変わらず。

1位 千葉 4765人
2位 川崎 4094人
3位 北海道 3708人
4位 栃木 3563人
5位 琉球 3333人




5000人台はなし。


4000人台が2チーム。千葉、川崎。


3000人台が4チーム。栃木、北海道、琉球、秋田。


2000人台が8チーム。名古屋D、横浜、A東京、富山、三河、新潟、渋谷、大阪。


1000人台が4チーム。滋賀、三遠、京都、福岡。



1試合あたりの平均は、2855人。。前回より-21人と微減。


平均3000人以上のチームは、6チーム。去年は8チームだったのでまだまだ。名古屋D、横浜あたりにさくっと超えてほしいとこ。B1の1つの目標の数字が3000人なのでもちろん狙える限り全チーム狙いたい。






 秋田  が3250人、2997人。
去年の平均動員は2897人。今シーズンの前節までの平均は2974人。今節を終えて平均は3001人(+27人)にUP。
大きな数字を出して平均3000人の大台に乗せてきた。B2ですら2900人の平均を出してきた都合上、B1では当然のように3000人は超えておきたいチーム。1年目は3000人超えの数少ないチーム。三河に2連勝して全体の順位を少し上げてきているので今後の動員にも注目。




 富山  が2226人、1939人。
去年の平均動員は2731人。今シーズンの前節までの平均は2702人。今節を終えて平均は2589人(-113人)にDOWN。
サブアリーナのため動員が小さ目。動画で見たら結構埋まっているようには見えたが数字は小さかった。前回は4000人と今年一番の動員数を記録、以前は5500人を超えていたこともあったことを考えるとまだまだ伸びしろあり。平均3000人をこれから十分に狙えると思う。



 三遠  が2251人、2330人。
去年の平均動員は2088人。今シーズンの前節までの平均は1888人。今節を終えて平均は1969人(+81人)にUP。
京都と滋賀と三遠はB1の中で2000人付近にいるチーム。動員数からはチルドレス効果があまり見られない。ホームでの負けが多いことが影響しているのか。栃木戦、愛知県勢の戦い、などは過去に4000人超えの大台を出しているので運営は集客努力をすべき。




 滋賀  が2094人、2022人。
去年の平均動員は2326人。今シーズンの前節までの平均は1958人。今節を終えて平均は1978人(+20人)にUP。
B1の中で低めの動員チームの1つの滋賀。平均2000人を割って去年の平均動員よりぐっと下がっている。滋賀も勝率に苦しんでいるのでその影響が強いように感じているが、現地のファンが感じている原因は何なのか。次節は2112人を2回出せば平均2000人回復なので達成してほしい。




 A東京  が3006人、2663人。
去年の平均動員は2507人。今シーズンの前節までの平均は2683人。今節を終えて平均は2713人(+30人)にUP。
ハコが3000人の中、平均がほぼ8~9割という高めの収容率。5000人のような高い動員数は期待できないので、これ以上平均を上げるのは難しそう。立川以外の大きなアリーナで開催はあるのか、三河のようにそこで大きな動員を作れば平均をぐっとあげられる。




 横浜  が3541人、3463人。
去年の平均動員は3102人。今シーズンの前節までの平均は2693人。今節を終えて平均は2840人(+147人)にUP。
横浜が開幕戦以来の3000人超えを2連発。琉球のファンも結構来ていたし3連休の影響も大きいか。今年一番の動員数を見せて平均を大きく上げてきた。ただそれでも今年はBリーグ開幕以来一番動員が伸び悩んでいる。成績が伸びないのも影響が大きいと思う。




 大阪  が2222人、1872人。
去年の平均動員は3007人。今シーズンの前節までの平均は2517人。今節を終えて平均は人(+人)。
今年の大阪は数字に元気がない。ハコも大きく動員数もB1では大きいはずだが、開幕戦が1300人と伸びないどころか想像もつかないスタートだった。特に去年からアリーナが変わったわけでもなく、傍から見ていて原因がわからない。現地のファンはわかっているかも。本来は平均3000人をあっさり超えてきておかしくないチーム。




 福岡  が1731人、1426人。
去年の平均動員は1717人。今シーズンの前節までの平均は2073人。今節を終えて平均は1932人(-141人)にDOWN。
勝率を徐々に上げては来ているが動員はB1の中では低い方。去年の平均近くまで下がっており、福岡はまだ開幕ご祝儀の影響で高い数字になっているので、今後も下がってきそう。原因はよくわからないが、運営は何か大きな動員を見せたいところ。




 川崎  が4532人、4567人。
去年の平均動員は3056人。今シーズンの前節までの平均は3943人。今節を終えて平均は4094人(+151人)にUP。
栃木戦だったことや3連休などで大台を2連発。平均を4000人に乗せて、千葉につづく観客動員数2位に。2年前は1500人以下もずらりと並んだ川崎。Bリーグ開幕3年で一番変わったチームだ。







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次に、B2の観客動員数を見てみる。


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以下、動員上位のベスト5。山形が下がり島根が上がってきた。


1位 仙台 2436人
2位 熊本 2358人
3位 広島 2088人
4位 島根 1607人
5位 茨城 1549人




2000人台が3チーム。熊本、仙台、広島。


1000人台が11チーム。島根、山形、茨城、福島、青森、FE名古屋、東京Z、西宮、愛媛、信州、奈良。


1000人以下が4チーム。八王子、金沢、香川、群馬。




1試合あたりの平均は、1357人 (-14人)。連休だったが土曜日の数字が伸びず微減。


平均1500人以上のチームは、6チーム。まだシーズン序盤とはいえ、自チームが1500人以上なのか以下なのかを把握しておいて損はない。







 山形  が1389人、1280人。
去年の平均動員は1713人。今シーズンの前節までの平均は1570人。今節を終えて平均は1518人(-52人)にDOWN。
少し小さ目のサブアリーナ。立ち見もいたのでこの数字でも満員御礼と言える。が、数字は平均1500人を切りそうな位置に。特に1試合目はずっと大差をつけられるような、初見に優しくない試合展開だったので残念だ。




 金沢  が985人、1232人。
去年の平均動員は982人。今シーズンの前節までの平均は882人。今節を終えて平均は927人(+45人)にUP。
小さいハコ巡りのせいか4ケタが少ない中で1200人超えはgood。目の前の平均1000人をまずは超えていきたいとこ。が、なかなか4ケタが出ないので難しい、なんでだろう。



 群馬  が804人、627人。
去年の平均動員は1355人。今シーズンの前節までの平均は743人。今節を終えて平均は739人(-4人)にDOWN。
決算発表で2年連続で赤字で危機的状況のチームの1つ。今節も動員は少なかったが確実にいるこの5~600人を核にして、2000人オーバーを沢山狙ってほしい。運営の集客努力が間違いなく必須条件だが、去年も何度かやったことなので今年もできるはず。




 西宮  が1164人、1113人。
去年の平均動員は1868人。今シーズンの前節までの平均は1169人。今節を終えて平均は1163人(-6人)にDOWN。
平均くらいの数字を今節も出してきた。去年はB1だったので、去年の平均と比べるのはいささか酷ではあるが大きく下がってしまっている。B2の厳しいところはドル箱のホームで栃木戦のようなアウェイの動員を多く望めないところ。




 島根  が1937人、1777人。
去年の平均動員は2239人。今シーズンの前節までの平均は1507人。今節を終えて平均は1607人(+100人)にUP。
2000人近い動員で平均を大きく上げた島根。去年は西宮同様B1での戦いだったので平均動員は大きく下がっている。島根はもともとB2では動員が高いチームなのでまだまだ伸びるはず。4000人超えなど大きな数字を出せる数少ないチームの1つでもあるので。




 仙台  が2518人、2834人。
去年の平均動員は2152人。今シーズンの前節までの平均は2367人。今節を終えて平均は2436人(+69人)にUP。
今節も高い動員を見せてB2では一番に。B1でも中位に食い込むくらいの平均動員。今回も2連勝して東地区1位という良い勝率。去年と劇的に違うのは勝ち星の数なので、今年の仙台の動員の良さは勝率の要素は強いはず。




 福島  が970人、1029人。
去年の平均動員は1441人。今シーズンの前節までの平均は1126人。今節を終えて平均は1105人(-21人)にDOWN。
相手の八王子のロスターが5~6人の外国籍なしということで少し注目したが無難に福島が連勝した。サブアリーナだったので普段よりアクセスも良くないと思うが、それでも1000人ならおそらく満席ではないか。




 FE名古屋  が1024人、1013人。
去年の平均動員は1605人。今シーズンの前節までの平均は1446人。今節を終えて平均は1324人(-122人)にDOWN。
去年の伸びが大きかっただけに今年は落ち着いた数字に見える。ただそれでも1200-1700の周辺を安定しているので、1年目に比べれば別のチームレベル。今回の1000人が今年最少。4ケタはキープしているがそろそろ大台が欲しい所。




 奈良  が1036人、1084人。
去年の平均動員は1007人。今シーズンの前節までの平均は992人。今節を終えて平均は1007人(+15人)にUP。
決算で2年連続赤字の奈良、2日連続4ケタをキープして、平均4ケタにのせてきた。平均1000人のボーダーは配分金にも影響すると思われるので大事。スポンサー収入が大きく占める各チームの中で奈良も同じ。チケットの入りだけで赤字解消は難しいと思うが、人が集まっているところにはスポンサーがお金を出しやすいので、動員数は入場料収入以上に大事かも。






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B3リーグはレギュラーシーズンの最中。B3リーグはBリーグとは運営団体が違うので、ルールやレギュレーションが違う。




B3リーグは、ファーストステージ、レギュラーシーズン、ファイナルステージと3つのステージを戦い、各ステージの合計ポイントで最終順位を競う。



B1/B2リーグの2つはBリーグが運営、B3リーグを運営しているのはB3リーグなので、正確にはB3リーグはBリーグとは言えない。それぞれ運営している企業が異なる。が、Bリーグの取引先・子会社のような感じなので、当ブログではB3リーグもBリーグとひとまとめにしている。



B3は実業団も含むため、シーズン通して参加するチーム、シーズン一部だけ参加するチームなどさまざま。ファーストシーズンに参加するのが7チーム。レギュラーシーズンは実業団3チームが加わり10チームで争う。最後のファイナルステージはまた7チーム。




今節のホーム戦は、AW安城 越谷 東京CR 岩手 岐阜 の5つ。


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試合数こそ少ないが岐阜が高い数字。試合数をもっと重ねてどこまで下がるか上がるかは注目。岩手も今節頑張った。豊田合成の実業団が意外と奮闘している。反対に越谷が低い。越谷は現在実業団だが、別法人を作ってB2入りを目指すチームだけに動員を増やす努力は必須。






最後に、B1/B2/B3、すべてのチームを合わせた平均動員ランキング。B2のチームだけどB1より動員数が高い、B1のチームだけどB2のチームに抜かされたなど、リーグをまたいでBリーグ全体で何位かがわかるように。下位リーグは上位リーグを超えるのが理想形。



赤がB1、黄色がB2、紫がB3。見やすいように色分けしている。目視で上位リーグのどの辺に食い込んだか、または下位リーグの何チームに抜かされた、など視覚的に立ち位置がわかりやすいように。一番左の列の小さな数字は前回の順位。全体の中で、今回上がったか下がったかを確認できる。



B1は18チーム、B2は18チーム、B3は7チーム、基本は計43チーム。プロでないB3の実業団チームなどホーム回数がほとんど更新されないチームの場合は、グラフには含めない予定。追加するかもしれないし削除したりするかもしれない。ホーム数も少ないだろうし、決まっていない。


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